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レジオネラ症感染者数
■2021年 第17週(5月2日現在)のレジオネラ症感染者数
 国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報(IDWR速報データ)
 第17週の速報によると、350名(前年同週434名・前年同週比-19.4%)の感染者が報告されました。
 (グラフ①参照)※別ページで表示(PDF)

 4月を終えて、2割近く前年より減少しています。
 新型コロナウイルスの影響がその要因の一つと考えられます。
 入浴設備を持つ施設の営業自粛・時間短縮などにより、利用客が著しく減少した施設も多いことと思われます。

 4月末時点でのレジオネラ症感染者の報告数データは、以下の通りです。
●報告数が多い都道府県
 ①東京都  31名(26名)
 ②神奈川県 25名(35名)
 ③大阪府  20名(33名)
 ④埼玉県  17名(21名)
 ⑤宮城県  15名( 8名)
  千葉県  15名(24名)
  愛知県  15名(23名)
  岡山県  15名(31名)
 ⑨兵庫県  14名(25名)
 ⑩福岡県  13名(16名)
 などとなっています。
 ※カッコ内は、前年同週の報告数
●報告数が少ない都道府県
①鳥取県   0名(0名)
 高知県   0名(1名)
 大分県   0名(5名)
④山梨県   1名(2名)
 佐賀県   1名(0名)
⑥福井県   2名(8名)
 三重県   2名(4名)
 奈良県   2名(4名)
 島根県   2名(4名)
 香川県   2名(4名)
 長崎県   2名(7名)
 宮崎県   2名(4名)
 などとなっています。
 ※カッコ内は、前年同週の報告数
 (グラフ⑥参照)※別ページで表示(PDF)

■前年同週比較で
   増加している都道府県は、
 ①群馬県  +9名( 2名→11名)
 ②宮城県  +7名( 8名→15名)
 ③東京都  +5名(26名→31名)
 ④岐阜県  +4名( 4名→ 8名)
  沖縄県  +4名( 1名→ 5名)
 などとなっています。
 ※カッコ内は、(前年→今年)の報告数
■前年同週比較で
   減少している都道府県は、
 ①岡山県 -16名(31名→15名)
 ②大阪府 -13名(33名→20名)
 ③兵庫県 -11名(25名→14名)
 ④神奈川県-10名(35名→25名)
 ⑤千葉県  -9名(24名→15名)
 などとなっています。
 ※カッコ内は、(前年→今年)の報告数
 (グラフ⑦参照)※別ページで表示(PDF)
 (グラフ⑧参照)※別ページで表示(PDF)

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このページのグラフは、国立感染症研究所(NIID)が公表する感染症発生動向調査週報(IDWR)のデータに基づき、協会が作成したものです。
 ※それぞれのグラフをクリックすると大きなグラフがご覧になれます。
① 年度別レジオネラ症例数
(1999年以降)
年度別レジオネラ症例数(1999年以降)
別ページにて表示(PDF)

② レジオネラ症報告数・月毎累計
(過去8年間)
③ 月別レジオネラ症報告数
(過去8年間)
レジオネラ症報告数・月毎累計(過去8年間) 月別レジオネラ症報告数(過去8年間))
別ページにて表示(PDF) 別ページにて表示(PDF)

④ レジオネラ症報告数・週毎累計
(過去8年間)
⑤ 週毎レジオネラ症報告数
(過去8年間)
レジオネラ症報告数・週毎累計(過去8年間) レジオネラ症報告数・週毎累計(過去8年間)
別ページにて表示(PDF) 別ページにて表示(PDF)
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 入浴施設では、ろ過装置を含めた配管の定期的な洗浄(専門の業者に委託することが多いと思います)と施設の担当者による日常の清掃・消毒の実施が、レジオネラ症をはじめとする感染症の対策には不可欠であり、また、衛生的な状態が保たれていることを確認するための水質検査も大切です。
 銭湯やスーパー銭湯などの入浴施設、ホテル・旅館のお風呂を管理される方は、衛生管理を十分に行い、万全の体制でお客様をお迎えできるよう、お願いします。
 また、お風呂がある高齢者施設も同じく、衛生管理の徹底をお願いします。
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見た目はきれいでも、そこには様々な菌が生存していることもあります。
 見た目はもちろん大事ですが、目に見えない菌が潜んでいる可能性も考えながら、清掃や洗浄とともに消毒剤などを使い滅菌・消毒という菌対策も考えて頂きたいと思います。
 日々の作業は大変かも知れませんが、清掃・消毒のポイントをしっかり押さえて行いましょう
 過信は禁物です。これまで何事もなかったからこれからも大丈夫とは限りません。常に緊張感を持って衛生管理を行うようお願いします。
 また、日々の清掃・消毒・点検等の後には、その内容(箇所・時刻・数値など)を管理表などの書面に必ず残すようにしましょう。
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 営業者及び管理者の衛生管理に対する意識が高いか低いかで、施設の衛生管理状況は大きく変わります。
 地域や団体、行政機関などが主催するレジオネラ対策等の講習会がある場合には積極的に参加して、最新の情報や知識を身につけ、日常の衛生管理を向上させましょう。
 また、日常衛生管理が適切に行われていることを確認するために、レジオネラの検査も行いましょう。
 なお、衛生管理を行う上で、薬剤や機械に頼りすぎないことも大事です。
 どんなに良い薬剤や機械を使っていても、管理する人がその使用方法・メンテナンス方法等を正しく理解していなければ、意味がありません。
 管理の知識を向上させましょう。最終確認は人の目・手で行いましょう。


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