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シュタインフォートで報告されたレジオネラ症/ルクセンブルグ
フランス、ベルギー、ドイツに囲まれた小国ルクセンブルクの西部の町、シュタインフォートでは7月、レジオネラ・ニューモフィラによって引き起こされる肺炎7例が保健検査局に報告された。
感染者の中には、スタインフォート市の住民、またはスタインフォート市に滞在した6人の住民が含まれており、そのうち3人はスタインフォート・インターコミューナル病院に関連している。
患者はいくつかの病院で治療を受けており、保健省の保健検査局は症例に関する疫学調査を実施している。
スタインフォート・インターコミューナル病院は直ちに当局と協議し、予防措置が講じられた。汚染の原因を突き止めるための疫学調査は現在、同局、病院、スタインフォート市が緊密に協力して実施されている。
この非常に異常な状況は、6月に記録された異常な暑さによって促進された可能性があり、熱波により冷水温度が異常に上昇し、細菌の増殖が可能になった可能性があるという。
病院はまた、レジオネラ症予防のための通常の対策を強化し、すべての上水系統をチェックし、すべての入居者と施設に通う人々に医療支援を提供した。
※スタインフォート・インターコミューナル・ホスピタル(略称HIS)はルクセンブルク西部の老年リハビリテーション専門の病院。
資料:2025年7月15日(火)付 ルクセンブルグ保健社会保障省HP