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2023年9月中旬、ウィーン総合病院でレジオネラ症による死亡事例があった。82歳の女性が細菌に感染し、その結果死亡したとドイツのテレビニュース番組「Heute」が報じた。
女性は重度の神経疾患のため総合病院の脳神経外科病棟で3週間近く治療を受けていた間、シャワーを浴びた際に感染した疑いがあったという。だ
が、この82歳の患者はウィーン総合病院では感染していなかった。病院のプレスリリースによると、これは死後に実施された水質検査の結果で判明したという。
感染が判明した直後に問題となった蛇口から水サンプルが採取され、検査により病院の水はレジオネラ感染を引き起こさないことを示していた。
女性の死後、必要な全ての措置が直ちに講じられ、水サンプルが採取され、患者がシャワーを使用した領域が封鎖された。
この患者は他の病院からこの総合病院に転院してきたという。