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2025年(令和7年)8月28日(木)付け長崎新聞は、長崎県佐世保市南部の広田浄水場の水源になっている下の原ダム(同市下の原町)に藻(植物プランクトン)が異常繁殖し、市民から「水道水がカビ臭い」との苦情が相次いでいる、と伝えた。市水道局は、浄水場でカビ臭を取り除く活性炭を増やすなどして対応しており「飲用しても安全性に問題はない」としているという。
水道局によると、広田浄水場系統の水道水を利用している市民は約8万人。苦情は23日から寄せられ、27日までに60件以上に上っているという。
カビ臭はプランクトンが繁殖し放出する「2-メチルイソボルネオール」という物質が原因という。晴れた日が続いたため光合成が活発になり、異常繁殖したとみられる。
広田浄水場は、主に下の原ダムと東彼川棚町の川棚川からの取水が水源。市水道局は25日に水質調査し、カビ臭の原因を下の原ダムと特定した。下の原ダムには殺藻剤の硫酸銅を散布し、藻の繁殖を抑える対応をしており、取水の停止は少雨の影響などでできないという。