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最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。川崎 小学校のプールの水を止め忘れ、2日間出しっ放し 14万円の損害/神奈川
2025年(令和7年)8月27日(水)付け神奈川新聞は、川崎市教育委員会は27日、市立有馬小学校(宮前区)で注水した25メートルプールの水が2日間にわたって出しっ放しになり、約14万円の損害が生じたと発表した、と伝えた。昨年12月に市立大島小学校(川崎区)で同様の事案が発生し、今年3月に再発防止策として全市立学校で給排水マニュアルを改定したばかりだったという。
市教委によると、今年7月17日、吾妻典子校長が50代男性の教務主任に消防用水のためにプールを満水にするように指示。同主任から指示された20代男性の担当教員が午後2時から注水を始めたが、止水を失念した。ホワイトボードに注水を知らせる掲示物を張った同主任から報告を受けた50代女性の教頭ら管理職も気付かなかった。翌朝、担当教員の出勤まで発覚せず、プール約0・68杯分(約167立方メートル)が流れ出たという。
同校ではプール授業がある期間は複数の職員で声を掛けるなどの対応をしてきたが、14日に今夏の授業を終え、担当職員が1人で注水作業にあたった。マニュアルにはアラームの使用も明記されていたが、徹底できていなかったという。
ただ市教委は、同校が参院選の投票所になったり、週明けから校内の引っ越し作業など業務が立て込んだりしていたことを考慮し、重過失はないとして損害賠償請求はしないという。