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2025年(令和7年)7月28日(月)付け朝日新聞は、27日午後6時10分ごろ、福岡県大牟田市橋口町の通行人から「硫黄のようなにおいがする」と110番通報があった、と伝えた。市消防本部によると、体調不良を訴えた住民ら29人を病院に搬送した。いずれも意識はあり、重い症状の人はいないという。
付近にある三井化学大牟田工場(同市浅牟田町)によると、プラントの配管から塩素系のガスが漏れたという。検知器が午後5時31分に作動し、すぐにプラントを緊急停止。同7時17分にガス漏れが止まっていることを確認したという。
三井化学大牟田工場は28日の記者会見で、同日午後3時現在、計82人が病院を受診し、うち11人が経過観察のために入院していることを明らかにしたという。
県と市は28日、この問題をめぐって会合を開いた。県によると、ガスを再利用する施設につながる配管に亀裂が入った可能性が高いという。ガスは毒物や劇物にあたる可能性があり、引き続き調査を行う。
工場に再発防止に関する要請を行う予定という。