<ご注意>
最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。万博 7日に採取した水でも「レジオネラ菌」基準超 前回調査から倍増 水上ショーは当面中止/大阪
2025年(令和7年)6月10日(火)付け読売テレビは、万博協会は10日、大阪・関西万博会場の「ウォータープラザ」で基準値を超える「レジオネラ菌」が検出された問題について、7日にウォータープラザで採取した水での検査結果を発表した、と伝えた。前回の調査に比べて約2倍の「レジオネラ菌」が検出されたという。
前回の調査では2500cfu/100mlだったが、今回の調査では5300cfu/100mlだったという。
万博協会の担当者は、次亜塩素酸ナトリウムの投入や、配管の清掃などの現段階での対策では、「効果がなかったのでは」との見解を示したという。
万博会場では4日、「ウォータープラザ」の海水から、基準値の20倍のレジオネラ菌が検出された。水上ショーを中止とし、消毒などの作業を行なったが、6日の再検査でも再び基準値を上回り、昼に行われる『水と空気のシンフォニー』と、夜に行われる『アオと夜の虹のパレード』を当面、中止としているという。
また、大屋根リング内の中央部分にある「静けさの森」の“水盤”でも、基準値の20倍のレジオネラ菌が検出され、水源が同じ2か所のエリアの水を抜き、利用できないようになっているという。
「静けさの森」については、先月28日に大阪市の保健所から基準値を超える検知があったと連絡を受けていたが、利用を停止したのは30日朝からだった。さらに公表したのは今月5日だったという。
万博協会の石毛事務総長は、9日の会見で、「すぐに立ち入り禁止とするなど、もっと速やかに適切な措置をとるべきだった」と述べ、水質改善を急ぐとともに、体調不良を訴えた来場者について会場での菌の感染が認めらた場合補償に応じると明らかにしているとのこと。