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最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。万博のレジオネラ菌問題 協会側が対応の遅れ認める 「不安与えた」/大阪
2025年(令和7年)6月9日(月)付け毎日新聞は、大阪・関西万博の会場内から指針値の約20倍のレジオネラ属菌が検出された問題があり、万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)の石毛博行事務総長は9日の記者会見で「すぐに立ち入り禁止措置をせず、不安を与えた」として対応の遅れを認めた。今後については「改善を重ねながら適切な対応ができるようにしたい」と述べた、と伝えた。
万博協会は5日、大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)の会場内にある「ウオータープラザ」と、「静けさの森」の親水施設で、それぞれ公益財団法人日本建築衛生管理教育センターが定める指針値の約20倍となるレジオネラ属菌を検出したと発表した。「静けさの森」では、5月28日に大阪市保健所から速報値が通知されていたが、29日の閉場後まで立ち入り禁止などの措置を講じていなかったという。
また、万博協会は9日、体調不良を申し出た来場者に対し、医師の診断を受けた上で、会場での感染と発症との因果関係が認められる場合、治療費などの補償に応じる考えを明らかにした。問題発覚後、複数の問い合わせがあるという。