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2025年(令和7年)6月7日(土)付け読売新聞は、米子市の温浴施設「淀江ゆめ温泉」で5月に、最大で基準値の620倍のレジオネラ菌が検出され、利用客がレジオネラ症を発症した問題で、県は5日、温浴施設の利用者が同症を発症した際の対応マニュアルを改正することを明らかにした、と伝えた。2月にも同様に発症があったのに、検査していなかった当時の対応を踏まえ、今後は簡易検査や培養検査を必須とする。9日から施行するという。
4月下旬に客の1人が発症し、県の水質検査の結果、女性用の泡風呂など五つの浴槽で基準値の620~68倍の菌が確認されたという。
先立って今年2月にも、別の利用客が発症していたが、県は当時、「衛生管理上の問題はない」として、水質検査を実施していなかった。行わなかったことについて、県は「感染症の拡大防止の観点から十分ではなかった」との認識を示し、地方機関の判断で検査を実施する、としていた現行マニュアルを改め、温浴施設で利用者の発症が明らかになった場合は簡易検査や培養検査を必ず実施すると明記するという。
県は6月末までに県内の公衆浴場や旅館など約130施設を一斉点検する。12日には担当者を集めた会議を実施し、改正したマニュアルを周知するとのこと。