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2025年(令和7年)5月14日(水)付け北海道放送は、札幌市の研修施設「札幌市青少年山の家」で、女子浴室から基準値の80倍を超えるレジオネラ属菌が検出されていた問題で、札幌市は、使用を中止していた女子浴室について、14日から使用を再開すると発表した、と伝えた。
「札幌市青少年山の家」によると、1月31日に水質検査を実施した際、女子浴室のシャワーから基準値の80倍を超えるレジオネラ属菌が検出されたという。
検査を行った業者は、2月28日に検査結果を施設に文書で送付したが、施設側が菌が検出されたという内容を見落としていたため、浴室の使用が続けられていたという。
3か月以上が経過した5月8日になって、業者が検査結果を電話で報告したことから、施設は女子浴室の使用を中止した。施設では、その後、菌の不検出だった男子浴室を含め、浴室の清掃、すべてのシャワーの消毒・洗浄をしたという。
10日、水質検査の結果、レジオネラ属菌の不検出が確認されたことから、14日から女子浴室の使用を再開されることになった。
検査実施日の2週間前の1月17日から5月7日までの施設の利用者数は3861人、50団体に上り、現在、健康状態の確認を進めているという。
施設では、13日に札幌市保健所に「改善報告書」を提出していて、浴室の衛生管理の徹底や検査結果文書の確認漏れの防止など、再発防止に努めたいとしている。
「札幌市青少年山の家」は1989年に設置され、主に市内の小中学校の宿泊学習などの受け入れ先として利用されているとのこと。