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2025年(令和7年)5月9日(金)付け北海道文化放送は、札幌市は5月9日、市内の「札幌市青少年山の家」の女子浴室シャワーから基準値を上回るレジオネラ属菌が検出されたにもかかわらず、約3ヶ月間も浴室の使用を続けていたと発表した、と伝えた。
札幌市によると、1月31日に実施された水質検査で、女子浴室シャワーから道の基準値の80倍を超えるレジオネラ属菌が検出されたという。
2月28日に検査結果が文書で施設に通知されたが、施設側が内容を見落としたことから5月8日まで浴室の使用が続けられた。見落とした原因について、市は「担当者のみが内容確認を行っており、組織的な確認体制が不十分だった」などと説明しているという。
市によると、現時点で施設利用者からの健康被害の報告や相談は受けていないということだが、市は1月17日から5月7日までの利用者に連絡を取り、健康状態の確認を進める方針。
放置された期間中の利用団体は合計50団体で、うち小・中学校が20団体、その他の団体が30団体で、3800人以上が利用しているとのこと。