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最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。豚のふん尿を汚水処理せず排出 養豚業「中村産業」を書類送検 容疑で佐世保海保/長崎
2025年(令和7年)4月12日(土)付け長崎新聞は、佐世保海上保安部は11日、汚水を海に排出した水質汚濁防止法違反の疑いで西海市西海町の養豚業「中村産業」と、同社元代表取締役(71)、浄化槽施設担当社員2人=いずれも(44)=の計3人を書類送検したと発表した、と伝えた。
送検容疑は、昨年6月から7月までの間に、豚のふん尿を十分に汚水処理せず、佐世保港の入り口付近につながる河川に排出した疑いという。
同海保が6月にパトロールした際、海が濁り、臭いがしたため水質を調査。河川や海の汚れを示す指標として使われる生物化学的酸素要求量(BOD)、化学的酸素要求量(COD)、浮遊物質量のいずれも環境省が定める基準を最大2・8倍から9・5倍超えていたという。
同海保によると、同社は所有する処理施設では汚水処理が追いつかないことを認識していたという。5月下旬ごろ、長崎県への届け出をせずに処理施設の構造変更工事に着手したとして同法違反容疑でも書類送検した。
同社は、2015年にも同法違反の疑いで書類送検され、罰金刑を受けているとのこと。