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2025年(令和7年)3月12日(水)付け共同通信は、茨城県つくば市の産業技術総合研究所(産総研)は12日、メッキ工場などの廃水に含まれるアンモニウムイオンを回収し、下水に放流可能な濃度に低減する技術を開発したと発表した、と伝えた。アンモニウムイオンは窒素化合物の一つ。回収後は再利用可能で、環境保護と資源の有効活用につなげたいとしているという。
水処理事業などを手がけるフソウ(東京)と共同開発。技術を利用した装置には鉄を主成分とした粉末や亜鉛を使った特殊な吸着材を搭載し、廃水中のアンモニウムイオンを回収するという。
これまでメッキ工場の廃水は希釈処理や産業廃棄物として処分していた。今後、下水や畜産の排水などの処理でも開発した技術を活用できると見込むとのこと。