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水に関するニュース



災害備蓄用の水から細菌 販売前に製造会社と契約解除も公表せず/愛知

 2024年(令和6年)11月1日(金)付け朝日新聞は、愛知県一宮市が今年度初めに発売する予定だった災害備蓄用の飲料水から、法令の水質基準を超す細菌が検出され、販売できなくなっていたことが、市と岐阜県内の製造会社の関係者への取材でわかった、と伝えた。原因究明などをめぐる協議が調わず、双方は契約解除に合意したが、今回の事態を公表していないという。
 飲料水は「おりひめ 木曽川が織りなす水」。市が管理する「極楽寺水源所」で取水した、木曽川の下層を流れる伏流水をフィルター除菌し、非加熱でペットボトルに詰めた製品で、5年間保存できるものだったという。
 市は2018年度から同社に製造を委託し、毎年度販売してきた。今年度は4万2千本を製造し、うち3万6千本を販売用、6千本を備蓄用とし、6月から売る予定だったという。
 双方の関係者によると、発売前の5月、市の製品検査で一部から「一般細菌」が基準値を大きく超えて検出され、第三者機関の検査でも確認されたという。

ニュース資料:2024年(令和6年)11月1日(金) 朝日新聞

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