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最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。自衛隊基地で飲み水に汚水が混じる危険性、会計検査院が指摘…排水管と交差する給水管34か所補修
2024年(令和6年)10月10日(木)付け読売新聞は、自衛隊基地などにある一部の給水管に汚水が混じり、飲み水などが汚染される危険性のあることが会計検査院の調べでわかった、と伝えた。これらの給水管は、汚水排水管との間隔の確保などが不十分だった上、汚水排水管からの漏水に備えた保護措置も取られていなかった。検査院の指摘を受け、防衛省は給水管の補修を行ったという。
防衛省は設計要領で、給水管は汚水排水管より上部に埋設して一定の間隔を確保するよう定めている。この条件を満たさない場合には、給水管を保護する措置が必要となる。ところが、検査院が2019~23年度の埋設工事を調べたところ、6防衛局管内にある基地などの給水管34か所は、いずれも汚水排水管と交差し、要領で定める条件を満たしていないのに保護措置が取られていなかったという。
検査院は「条件を満たさない給水管をどう保護するのか、具体的な方法が定められていなかった」と指摘。同省は8月、要領を改正し、ゴムシートなどで保護する方法を明記したとのこと。