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2024年(令和6年)10月8日(火)付け琉球新報は、那覇市立病院の外間浩院長らは8日、同病院で会見を開き、8月26日から29日の間、洗浄不良だった医療器材を手術や診察などで患者計187人に使用した可能性があると発表した、と伝えた。外間院長は「誠に申し訳ございません。患者の不安や心配を払拭するため、真摯(しんし)に対応します」と謝罪したという。
洗浄不良が確認された医療器材はピンセットやはさみなど。数は単品852品で、使われた可能性がある患者は手術で17人、外来診療の170人が該当するという。対象患者には感染症対策として血液検査を実施する。
同病院によると、8月30日に医療器具の洗浄を委託する会社から洗浄不良があると報告があったという。
2014年から業務委託を受けるルフト・メディカルケアの担当者によると、洗浄器3台のうち1つの器材につないだ洗剤タンクのチューブが外れていたという。洗浄過程は職員が毎日確認しているが、確認や日常的な点検に「甘い部分があった」と説明した。
病院側はこれまでに洗浄不良の物品を回収したほか、医療器具が使用された患者を経過観察しているという。再発防止策として、洗浄器の部品交換や点検、技術指導を見直していくという。