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2024年(令和6年)9月25日(水)付け朝日新聞は、東京都墨田区と港区の一部地域で水道水から異臭がするとして、都は24日、その地域で水道水を飲まないよう一時呼びかけた、と伝えた。異臭の原因は水道管内に停滞していた水の影響という。
都水道局によると、24日午前9時ごろ、水道水から異臭がすると墨田区の住民から連絡があった。調査したところ、墨田5丁目の一部、約300件で「シンナー臭」などのような臭いを確認した。午前11時半ごろには港区の住民からも同様の連絡があり、海岸3丁目の一部、約120件の水道水で異臭を確認したという。
都水道局は「墨田区と港区では配水系統が異なるため、無関係」としているが、異臭を確認した対象地域では水道水を飲むことを控えるよう呼びかけ、現地に給水車を出動させたという。
その後、都が配水管からの排水作業を行った結果、臭いはなくなったといい、港区は25日午前2時半、墨田区については同3時50分に呼びかけを解消し、「安心して飲用できます」とした。
原因について都は「配水区域の末端の水道管内に長時間たまっていた水の影響」と説明。同じ日に別の場所で異臭が発生した点について担当者は「偶然としか言いようがない」と話しているとのこと。