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2024年(令和6年)2月2(金)付け読売新聞は、能登半島地震の被災地で、石川県が募ったボランティアの派遣が、3日から新たに珠洲市、中能登町でも始まる。がれきの撤去などの作業には破傷風といった感染症のリスクが伴う。命にかかわる例もある。専門家は、素肌を露出しないなどの予防策を呼びかける、と伝えた。
破傷風の原因となる細菌は土の中にいて、けがなどでできた傷口から体内に入る。発症すると、神経のけいれんで口が開けにくくなったり、顔の筋肉がこわばったりするという。
けがを防ぐことが感染予防になる。長袖や長ズボンで素肌を露出しないようにし、丈夫な手袋や長靴を身につけて作業する。傷ができたときはよく洗う。深い傷や化膿した場合はすぐに医療機関を受診する。
作業中はマスクの着用も必要だ。粉じんを吸い込むと、重症の肺炎につながるレジオネラ菌に感染するおそれがあるという。
東北医科薬科大の 賀来かく 満夫特任教授(感染症学)は「気になる症状がみられた場合、速やかに医療機関を受診してほしい。医師には、被災地での作業中に傷ができたことなどを伝えることが大切です」と話しているとのこと。