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2023年(令和5年)11月24日(金)付け あいテレビは、愛媛県上島町が運営する温泉施設「潮湯(しおのゆ)」で、基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたと発表した、と伝えた。施設は23日から臨時休館しているという。
レジオネラ属菌が検出されたのは、上島町営の温泉施設「潮湯」の浴槽の1つ「洞窟風呂」。町によると、14日、施設が年に2回実施している水質検査の一環で温泉の水を採取し、民間の検査機関で調査を実施したところ、県の条例で定められた基準値(100ミリリットルあたり10CFU未満)をわずかに上回る100ミリリットルあたり10CFUのレジオネラ属菌が検出されたという。
22日に調査結果が判明したことを受け、施設は23日から全館で臨時休館しているが、25日からは洞窟風呂とは配管が異なる他の浴槽の利用を再開するという。24日現在、14日の水質検査実施から22日までに入浴した280人から健康被害の報告はないといい、町は浴槽の配管の清掃を行うとともに、菌が検出された原因の調査を進める方針とのこと。