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2023年(令和5年)9月20日(水)付け新潟放送は、新潟県村上市の塩谷地区の井戸水から、環境基準値を大幅に超えるベンゼンが検出された、と伝えた。村上市では塩谷地区と福田地区の住民に対し、地下水を飲まないように注意を呼び掛けているという。
新潟県や村上市によると9月11日、村上市塩谷地区の住民から「井戸水からシンナーのようなにおいがする」などと村上保健所に相談があった。
県は9月13日に村上市塩谷地区の3地点の井戸水を調査したところ、2つの地点の井戸水から、1か所は40倍、もう1か所は25倍と環境基準値を大幅に超えるベンゼンが検出されたという。
近くに水道の水源はないということだが、井戸水を飲んでいる住民がいる可能性もあるといい、県や村上市では村上市塩谷地区と福田地区の住民に対して井戸水を飲まないように注意を呼び掛けている。また、農業用の井戸を使用している人にも注意を呼び掛けているという。
ベンゼンは合成樹脂や農薬、消毒剤の原材料などにも使用されているほか、ガソリンなどにも含まれている。発がん性があり、白血球及びリンパ球を減少させるといわれているという。
県や村上市では汚染原因は現時点では不明としていて、今後さらに範囲を広げて地下水の調査を行い、汚染状況や原因を調べるとしているとのこと。