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2023年(令和5年)9月13日(水)付け琉球新報は、沖縄県は12日、西表島の河川で8月にカヌーをした石垣市在住の10代男性5人のうち4人から、重症化すると腎機能障害などで死亡するリスクもある、レプトスピラ症の集団発生が確認されたと発表した、と伝えた。
県ワクチン・検査推進課によると、男性らが8月21日にカヌーをした際、遊泳したり河川の水が口に入ったりしたという。
その後、発熱や頭痛、腎不全などを発症したため入院。2人は現在も治療が続いている。
細菌の病原性レプトスピラは、ネズミなどの野生生物の腎臓に潜み、排せつされた土壌や水に触れた皮膚の傷や粘膜を通して感染するという。
2022年には死亡例も確認されているため、同課は、(1)傷がある場合は河川での遊泳を控える(2)河川や滝の生水は飲まない(3)河川に入ったり、土壌に触れたりする時は肌を露出しない―などを呼び掛けているとのこと。