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2022年(令和4年)8月23日(火)付け中国新聞は、広島県府中市は23日、同市荒谷町の採石場跡地から流れ出るカドミウムなどの重金属を含む湧水の処理場から、重金属を含む汚泥が近くの出口川に流出したと発表した、と伝えた。下流部など6カ所で実施した水質検査の結果、重金属は国の基準値以下だったため、「生活への影響はない」としているという。
汚泥の流出量は約1・6立方メートル。同日午前9時半ごろ、近くの事業所から「河川の水が赤い」と市に通報があり判明した。汚泥を沈殿槽から貯槽タンクに移す際、貯留量をオーバーして川へあふれ出たが、約1年前から貯槽タンクのセンサーが壊れたままで、市の委託業者は別の作業中で流出に気付かなかったという。記者会見した市建設部の河毛茂利部長は陳謝し「業者と連携し引き続き河川への影響を調べる」と述べたという。
1986年に採石場跡の下流部で池のコイが死ぬなどして出口川の重金属汚染が判明。市が88年に採石場跡そばに処理場を建て、湧水を環境基準値未満に処理して出口川に流しているとのこと。