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2022年(令和4年)8月16日(火)付け読売新聞は、岐阜県高山市は14日、同市久々野町久須母のし尿処理施設「久々野衛生センター」から汚水処理水の消毒などに使われる薬品「次亜塩素酸ソーダ」が飛騨川に流出したと発表した、と伝えた。15日午前9時までにアユなど約1200匹が死んでいるのが確認された。同日に行った水路付近や飛騨川での水質検査では薬品は検出されず、下流域の下呂市からも被害の報告はないという。
高山市は同施設の排水を停止し、再発防止対策を行ったうえで再開するという。
市によると、強化プラスチック製タンクの底部に1~2センチのひびが確認された。タンクの経年劣化が原因で、流出量は最大800リットルとみられる。土日・祝日は職員が出勤しておらず、13~14日の間に漏れ出したという。
釣り人から14日午後1時45分頃、益田川上流漁業協同組合(高山市)に「魚が浮いている」と連絡があった。同施設周辺で塩素臭が確認され、薬品の河川流出がわかった。
15日に記者会見した市の池之俣浩一・水道部長は「大変なご心配、ご迷惑をおかけしていることをおわび申し上げる」と陳謝したとのこと。