トップページ＞レジオネラ症感染者数

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■２０２１年　第６週（２月１４日現在）のレジオネラ症感染者数
　国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報（ＩＤＷＲ速報データ）
　第６週の速報によると、１３３名（前年同週１５８名・前年同週比－１５．８％）の感染者が報告されました。
　（グラフ①参照）※別ページで表示（ＰＤＦ）

　■過去１０年の都道府県ごとの感染者報告数を紹介します。
　　今回は、近畿地区の各府県です。　　

２０１１年･･　２０１２年･･　２０１３年･･　２０１４年･･　２０１５年･･　２０１６年･･　２０１７年･･　２０１８名･･　２０１９年･･　２０２０年･･	【三重県】　　感染者報告数（前年比）　　　　　７名　（△　１名）　　　　１２名　（△　５名）　　　　１９名　（△　７名）　　　　１７名　（▼　２名）　　　　２３名　（△　６名）　　　　２０名　（▼　３名）　　　　２７名　（△　７名）　　　　３８名　（△１１名）　　　　２７名　（▼１１名）　　　　２８名　（△　１名）　※２０１８年には２０１１年に比べ　　て５倍以上となる過去最多の３８　　名になったが、ここ２年は２０名　　台になっている。	【滋賀県】　　感染者報告数（前年比）　　　　１２名　（△　２名）　　　　１０名　（▼　２名）　　　　１８名　（△　８名）　　　　１６名　（▼　２名）　　　　２９名　（△１３名）　　　　２８名　（▼　１名）　　　　２０名　（▼　８名）　　　　３３名　（△１３名）　　　　２５名　（▼　８名）　　　　３０名　（△　５名）　※２０１８年に初めて３０名を超え　　３３名になった翌年には２０名台　　に減少したが、昨年は再び３０名　　台となっている。
２０１１年･･　２０１２年･･　２０１３年･･　２０１４年･･　２０１５年･･　２０１６年･･　２０１７年･･　２０１８名･･　２０１９年･･　２０２０年･･	【京都府】　　感染者報告数（前年比）　　　　１６名　（▼　３名）　　　　１７名　（△　１名）　　　　１３名　（▼　４名）　　　　２７名　（△１４名）　　　　３６名　（△　９名）　　　　２９名　（▼　７名）　　　　２８名　（▼　１名）　　　　４５名　（△１７名）　　　　４８名　（△　３名）　　　　３６名　（▼１２名）　※２０１９年に過去最多の４８名に　　なったが、昨年は３０名台に減少　　している。	【大阪府】　　感染者報告数（前年比）　　　　６１名　（△１５名）　　　　５６名　（▼　５名）　　　　６４名　（△　８名）　　　　６６名　（△　２名）　　　　８３名　（△１７名）　　　　７９名　（▼　４名）　　　　８３名　（△　４名）　　　１３３名　（△５０名）　　　１３３名　（±　０名）　　　　９９名　（▼３４名）　※２００２年以降、２００９年を除　　き近畿で１番多かったが、昨年は　　前年より大幅に減少して兵庫県に　　次ぐ２番目となっている。
２０１１年･･　２０１２年･･　２０１３年･･　２０１４年･･　２０１５年･･　２０１６年･･　２０１７年･･　２０１８名･･　２０１９年･･　２０２０年･･	【兵庫県】　　感染者報告数（前年比）　　　　４６名　（△　４名）　　　　４９名　（△　３名）　　　　４２名　（▼　７名）　　　　５０名　（△　８名）　　　　６３名　（△１３名）　　　　７１名　（△　８名）　　　　７０名　（▼　１名）　　　　８８名　（△１８名）　　　　９２名　（△　４名）　　　１００名　（△　８名）　※２０１４年以降ほぼ毎年、前年よ　　り増加し、昨年は初めて１００名　　台になり、２００９年以来１１年　　ぶりに大阪を超えて近畿で１番多　　い県となりました。	【奈良県】　　感染者報告数（前年比）　　　　　９名　（△　８名）　　　　　８名　（▼　１名）　　　　１２名　（△　４名）　　　　１１名　（▼　１名）　　　　　８名　（▼　３名）　　　　１０名　（△　２名）　　　　１８名　（△　８名）　　　　１９名　（△　１名）　　　　２１名　（△　２名）　　　　２４名　（△　３名）　※２０１３年に初めて１０名台にな　　って以降、２０１５年に１ケタ台　　に減ったものの、ここ４年は前年　　より連続で増加している。
２０１１年･･　２０１２年･･　２０１３年･･　２０１４年･･　２０１５年･･　２０１６年･･　２０１７年･･　２０１８名･･　２０１９年･･　２０２０年･･	【和歌山県】　　感染者報告数（前年比）　　　　　２名　（▼　５名）　　　　　２名　（±　０名）　　　　　６名　（△　４名）　　　　　４名　（▼　２名）　　　　　９名　（△　５名）　　　　１３名　（△　４名）　　　　１２名　（▼　１名）　　　　１７名　（△　５名）　　　　１２名　（▼　５名）　　　　１５名　（△　３名）　※２０１６年に初めて１０名を超え　　たものの、その後も大きな増加は　　なく近畿では最も少ない県となっ　　ている。

　（グラフ⑥参照）※別ページで表示（ＰＤＦ）

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　このページのグラフは、国立感染症研究所（ＮＩＩＤ）が公表する感染症発生動向調査週報（ＩＤＷＲ）のデータに基づき、協会が作成したものです。
　※それぞれのグラフをクリックすると大きなグラフがご覧になれます。

①　年度別レジオネラ症例数
（１９９９年以降）

別ページにて表示（ＰＤＦ）

②　レジオネラ症報告数・月毎累計（過去８年間）	③　月別レジオネラ症報告数（過去８年間）

別ページにて表示（ＰＤＦ）	別ページにて表示（ＰＤＦ）

④　レジオネラ症報告数・週毎累計（過去８年間）	⑤　週毎レジオネラ症報告数（過去８年間）

別ページにて表示（ＰＤＦ）	別ページにて表示（ＰＤＦ）

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　入浴施設では、ろ過装置を含めた配管の定期的な洗浄（専門の業者に委託することが多いと思います）と施設の担当者による日常の清掃・消毒の実施が、レジオネラ症をはじめとする感染症の対策には不可欠であり、また、衛生的な状態が保たれていることを確認するための水質検査も大切です。
　銭湯やスーパー銭湯などの入浴施設、ホテル・旅館のお風呂を管理される方は、衛生管理を十分に行い、万全の体制でお客様をお迎えできるよう、お願いします。
　また、お風呂がある高齢者施設も同じく、衛生管理の徹底をお願いします。
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　見た目はきれいでも、そこには様々な菌が生存していることもあります。
　見た目はもちろん大事ですが、目に見えない菌が潜んでいる可能性も考えながら、清掃や洗浄とともに消毒剤などを使い滅菌・消毒という菌対策も考えて頂きたいと思います。
　日々の作業は大変かも知れませんが、清掃・消毒のポイントをしっかり押さえて行いましょう
　過信は禁物です。これまで何事もなかったからこれからも大丈夫とは限りません。常に緊張感を持って衛生管理を行うようお願いします。
　また、日々の清掃・消毒・点検等の後には、その内容（箇所・時刻・数値など）を管理表などの書面に必ず残すようにしましょう。　**************************************************************************
　営業者及び管理者の衛生管理に対する意識が高いか低いかで、施設の衛生管理状況は大きく変わります。
　地域や団体、行政機関などが主催するレジオネラ対策等の講習会がある場合には積極的に参加して、最新の情報や知識を身につけ、日常の衛生管理を向上させましょう。
　また、日常衛生管理が適切に行われていることを確認するために、レジオネラの検査も行いましょう。
　なお、衛生管理を行う上で、薬剤や機械に頼りすぎないことも大事です。
　どんなに良い薬剤や機械を使っていても、管理する人がその使用方法・メンテナンス方法等を正しく理解していなければ、意味がありません。
　管理の知識を向上させましょう。最終確認は人の目・手で行いましょう。