<ご注意>
最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。 千葉県長生保健所(千葉県茂原市)は、『令和7度レジオネラ症防止対策等衛生講習会』を10月21日(火)に青松亭白砂 緑苑の間(千葉県長生郡白子町古所)にて開催しました。
講習対象施設は白子町に所在する温泉利用許可施設の開設者及び関係者の出席で実施されました。
はじめに保健所職員により「旅館業法施行条例・公衆浴場法施行条例の一部改正」の説明があり、続いて当協会職員が「レジオネラ対策について〜入浴設備の清掃・消毒方法〜」と題し講習を行いました。
講習はレジオネラ症とレジオネラ属菌についての基本的な内容、これまでに起こった国内の集団感染事故事例をお話しした後、レジオネラ属菌はバイオフィルム内で大量に繁殖すること、バイオフィルムはレジオネラ症の感染源であること、入浴設備においてバイオフィルムが付く原因は清掃消毒の不徹底、遊離残留塩素濃度不足などが多いこと、つづいて各設備機器の日常衛生管理方法などについて話しました。
さらにシャワー設備でもレジオネラ属菌が検出される事があるため定期的な洗浄・消毒が必要なこと、塩素測定のタイミング、塩素系薬剤の使用上の注意点、循環式浴槽は1年に1回以上循環配管の洗浄を実施すること、その他冷却塔、加湿器の事故事例と管理方法について話しました。