<ご注意>
最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。 千葉県市川保健所(市川健康福祉センター)は、『令和6度レジオネラ症防止対策等衛生講習会』を11月6日(水)に市川文化会館 大会議室にて開催しました。
講習対象施設は管内の公衆浴場営業・旅館業・温泉施設利用許可施設・遊泳用プール施設で、今講習会には42名(施設)が出席されました。
はじめに保健所職員により「レジオネラ症防止対策について」としてレジオネラ症について、県内及び管内のレジオネラ症発生件数の動向、本年7月1日に施行された千葉県旅館業施行条例および千葉県公衆浴場法施行条例の改正内容の説明などの話があり、次に当協会職員が「浴槽設備等のレジオネラ症防止対策」と題し講習を行いました。
講習内容はレジオネラ症とレジオネラ属菌の特長、事故事例3例をお話しした後、レジオネラが属菌はバイオフィルム内で大量に繁殖すること、入浴設備においてはバイオフィルムの除去が効果的な対策手段で有ることを話しました。
そして本年7月1日の千葉県条例改正施行により、水位計と気泡発生装置付き浴槽の管理が加わったこともあり、日常の衛生管理として新たに条例に加わった設備を含め、各々の衛生管理方法の説明や、シャワー設備でもレジオネラ属菌が検出される事があるため定期的な洗浄・消毒が必要なこと、消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)の取り扱いと保管方法、循環式浴槽では1年に1回以上循環配管の洗浄を実施することによりバイオフィルムを取り除き適切な衛生対策を行う事などについて話しました。