<ご注意>
最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。 香川県健康福祉部(高松市)は、2月6日(火)に「令和5年度 入浴施設の衛生管理講習会」を香川県庁ホール(香川県高松市番町4丁目)で開催し、昨年に引き続き協会職員が外部講師として講習の一部を担当させて頂きました。
この講習会には、循環式浴槽を設置している県内公衆浴場及び旅館業営業者、掛け流し式の温泉入浴施設、社会福祉施設の衛生管理担当者等を対象に開催され、会場には200名を超える方々が出席されました。
保健所の職員の方による法令例改正等について説明の後、当協会の職員が講習を行いました。
今年のテーマは昨年と同様、「循環式浴槽等の衛生管理について」として約90分間の講講習を行いました。
講習は、レジオネラ属菌の基本知識、感染経路、レジオネラ症の症状から始まり、感染者報告数が年々増加傾向にあること、国内で起きたレジオネラ症感染事例2例の紹介では集団感染によって施設がどのような対応を行い、その後どうなったかをお話ししました。
次にレジオネラ属菌が生息増殖するバイオフィルムの付着防止と除去の重要性、循環系統にあるそれぞれの設備機器類の具体的な清掃・消毒方法、塩素系薬剤の種類と管理上の注意点などについて説明しました。
最後にレジオネラ症防止には、施設管理者による日ごろの衛生管理とともに、定期的な水質検査によって衛生状態を確認することが重要であることをお話ししました。