<ご注意>
最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。 千葉県海匝保健所(海匝健康福祉センター)は、『令和5年度レジオネラ症防止対策等衛生講習会』を11月1日(水)に千葉県旭市の「いいおかユートピアセンター」ホールにて開催し、協会職員が講習の一部を担当させて頂きました。
この講習は管内の公衆浴場及び旅館業の営業施設を対象に行われ、はじめに保健所職員によるレジオネラ症の概要説明とレジオネラ症発生状況、レジオネラ属菌についての講習の後、当協会職員により「入浴設備のレジオネラ症防止対策」と題し60分の講習を行いました。
講習はこれまでに起きた主な国内の集団感染事例と、近年の事故事例内容を2例紹介し、事故が起きた要因として施設設備に問題がある場合と、管理者による管理体制等に問題がある場合があり、適切な衛生管理の重用性について話しました。
続いてバイオフィルムとはどのようなものか、どこにできやすいか、発生のメカニズム等を説明し、適切な衛生管理をしないとどうなるのか、現場写真や動画等を交えて話しました。
その後、実際の日常衛生管理方法について、バイオフィルムの有効的な除去方法、さらに温泉水を利用した施設で塩素が効きにくい泉質の場合の管理方法、着色した温泉水等の遊離残留塩素濃度の確認方法などの説明を行い、講習を終了しました。