<ご注意>
最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。 香川県健康福祉部(高松市)は、3月16日(木)に「令和4年度入浴施設の衛生管理講習会」を香川県社会福祉総合センター(香川県高松市番町1丁目)1階コミュニティホールで開催し、協会職員が外部講師として講習の一部を担当させて頂きました。
この講習会には、循環式浴槽を設置している県内公衆浴場及び旅館業営業者、掛け流し式の温泉入浴施設の他、社会福祉施設の方も加わり、会場には100名ほどの方が出席されました。
保健所の職員の方による県条例改正や衛生管理上の注意点などの連絡事項についてのお話しの後、当協会の職員が講習を担当しました。
今回のテーマは「循環式浴槽等の衛生管理について」として約90分間の講講習となりました。
講習は、レジオネラ属菌の基本知識としてその特徴やどのようにして人に感染するのか、レジオネラ症はどのような症状なのか、また感染者報告数が年々増加傾向にあること、国内で起きたレジオネラ症感染事例では集団感染によって施設が閉館となり従業員全員が解雇となった事例などの話の後、レジオネラ属菌が生息増殖するバイオフィルムを除去することの重要性、循環系統にあるそれぞれの設備機器類の具体的清掃・消毒方法、消毒剤の種類と特徴などについて説明しました。
さらに、水質検査の実施と管理表の記録と保存が大切であることもお話ししました。