<ご注意>
最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。 石川県南加賀保健所生活環境課は3月2日(木)、『令和4年度入浴施設衛生管理研修会』を小松ドーム(石川県小松市林町ほ5)生涯学習センター集会室において開催し、協会から職員を外部講師として派遣しました。
研修会には、保健所管内の公衆浴場、旅館業営業者他80名以上の方が参加されました。
研修会は「入浴施設のレジオネラ症対策〜日常管理と循環配管系統の消毒」のテーマで、レジオネラ症の基本的な知識、レジオネラ属菌が人に感染する経緯、過去に入浴施設で発生した事故事例と事故の原因、バイオフィルムと菌増殖の関係、日常の衛生管理として浴槽や循環系統と機器類、シャワー等の具体的な衛生管理方法、塩素系薬剤の種類と特徴、定期清掃として循環配管内の洗浄方法及び継続したバイオフィルム対策の重要性などを約90分講演させて頂きました。
今回の講習では、研修会開催の直前に福岡県筑紫野市の老舗旅館によるレジオネラ属菌検出と報告内容偽装の事件が起きたばかりとあって、参加者された方々は施設の衛生管理や利用者の安全に対し、真剣に取り組む姿勢が感じられました。