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2022年(令和4年)4月20日(水)付け南日本新聞は、鹿児島県は19日、温泉の浴槽水から基準値を上回るレジオネラ属菌が検出されたとして、薩摩川内市の温泉施設「隈之城温泉」に営業停止命令を出したと発表した、と伝えた。施設を利用した同市の70代男性が菌に感染し肺炎で一時入院したが、現在は回復しているという。
県によると、男性は3月30日に施設を利用した後、倦怠(けんたい)感や発熱があり4月4日に医療機関に入院。14日退院した。医療機関からの届け出を受け、川薩保健所が4日に立ち入り調査。大浴場の丸形大浴場から基準値の35倍の菌を検出。男性から検出された菌と遺伝子型が一致した。施設は5日から営業を自粛しているという。
県は同施設を利用して倦怠感や発熱などの症状がある場合、医療機関を受診するよう呼び掛けている。
営業停止命令は18日付。施設は改善計画書を保健所に提出し、水質検査で衛生基準に適合すれば営業を再開できるという。
隈之城温泉は2007年に営業開始。源泉掛け流しで月6000人前後が利用しているという。県がレジオネラ属菌発生で入浴施設に営業停止命令を出したのは16年以来とのこと。