<ご注意>
最近、当協会の会員でないにもかかわらず、あたかも会員であるかのような記載をホームページに掲載している団体・企業がありますが、当協会とは一切、関係ありませんので、ご注意下さい。なお、当協会の会員については、本ホームページの「会員紹介」ページをご覧下さい。不正な水道管塗料、約20年前から使用 安全性未確認のまま、全国で/兵庫
2022年(令和4年)3月23日(水)付け朝日新聞は、全国の自治体の水道管で、安全性を十分確認していない塗料が最長約20年使われていたことが、塗料メーカーの神東塗料(兵庫県尼崎市)と日本水道協会への取材でわかった、と伝えた。
同社は2001~11年に品質試験のデータを偽装して認証を受けた製品を最近まで出荷していたほか、08年からは無届けの原料を使う不正も行っていた。水の安全を脅かす事態が長年続いていたことになるという。
水道管の塗料については、国が法律で定めた安全基準に沿って、全国の自治体でつくる日本水道協会が認証制度を設けている。神東塗料は01~11年に、7製品について偽装したデータを使って認証を受けていた。 塗料メーカーは認証を受ける際、ガラス板に塗料をぬった「試験片」を協会の規格に基づいて作成。それを水に浸して、国が指定した有害物質が基準値以上染み出さないか確認し、データを協会に提出していたとのこと。