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2022年(令和4年)1月22日(土)付け北海道新聞は、後志管内ニセコ町は、町内のリゾートエリア周辺での開発増加を踏まえ、町普通河川管理条例を改正し、1日当たり50トンを超える河川への汚水排出を禁じる方針を固めた、と伝えた。町は現在も環境保全のため事業者に50トン超の排出をしないよう要請しているが、海外事業者の問い合わせが増えているため、条例改正で規制を明確にするという。
3月予定の定例町議会に条例改正案を提出、可決されれば4月に施行する。隣の同管内倶知安町の条例にも既に同様の規制がある。道によると条例に排出量上限を盛り込むのは珍しいとのこと。
ニセコ町の現在の条例は生活排水や温泉水による環境汚染を防ぐため、道からの河川管理の移管に伴い2000年に施行した。国管理などを除く大半の河川が対象で、1日50トン以上の汚水を排出する場合、届け出が必要としている。改正案は排出量を1日50トンまでと明記する方針だ。
町は現条例下でも浄化槽を通した上で調整池を設けるなど、事業者に排出を1日50トン未満に抑えるよう要請。近年、50トン以上の排出の届け出はないという。