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2022年(令和4年)1月12日(水)付け東奥日報は、青森県三沢市は11日、米軍三沢基地内の消火システムから消火用水約760リットルが基地の排水処理施設に流出し、一部が基地外のため池に流れ出た可能性があると発表した、と伝えた。消火用水に、発がん性などが指摘される有機フッ素化合物を含んだ泡消火剤が含まれている恐れがあり、市は今後、ため池の水質検査を行う方針という。
三沢防衛事務所によると、消火システムは米軍が基地の格納庫に設置。米軍が今月3日の点検で配管の破損と消火用水の流出を発見し、7日、在日米国大使館を通じて防衛省に伝えた。市は8日に把握した。
配管の破損は、寒波による冷え込みが原因とみられる。消火システムは現在、水を使用しているが、配管内部に、過去に使っていた泡消火剤が付着していた可能性があるという。同事務所は、米軍がいつまで泡消火剤を使っていたかは不明としているという。
市によると、米軍は排水処理施設から処理水を基地外に流している。市と東北町は11日、同基地司令官と東北防衛局長に対し「環境への影響が心配される」とし、排水処理施設などの水質検査を速やかに行い、結果を市に提供するよう要請した。
また市は、8日に把握した情報を11日に発表した理由について「精査に時間を要した」(市基地渉外課)としているとのこと