2012年(平成24年)11月20日(火)・21日(水)の2日間、東京ビックサイト(東京都江東区)において、『レジャー&サービス産業展2012』が開催されました。
多くの企業・団体がブースを出展している中、協会事業と関連の深い入浴施設に関わる温浴ビジネスのブースも出展され、『社団法人ニッポンおふろ元気プロジェクト』のブースを取材してきました。
この法人は、「ニッポンをおふろから元気に!」のスローガンのもと、全国の前向きな温浴施設とスタッフが結集し、おふろの情報誌『フリーペーパー湯きち』の発行や、温浴施設で働く女性スタッフを募ってアイドル・グループ『OFR48』を結成するなど、様々なイベントを企画して、お客様に喜ばれる施設づくりをされています。
ブースには、『OFR48』のメンバーや大日本プロレスのアブドーラ小林さんも駆けつけて、大勢のお客様が立ち寄り、大いに盛り上がっていました。
協会とつながりは、協会の資格制度である『水利用設備環境衛生士』の講習会を通して、衛生的で安心・安全な施設づくりをとの目標を共有したことに始まりました。
法人のメンバーで、協会の登録施設でもある「スーパー銭湯・ファンタジースパおふろの国」(神奈川県横浜市鶴見区)が6月〜8月に行った『機械室スポットライトツアー』は、お客様に見られたくない部分をお見せするという画期的な企画で、参加者の好評を博し、協会でもその様子を広報誌「水利協だより」やホームページ上で紹介させて頂きました。
※『機械室スポットライトツアー』のレポートはココをクリックして下さい。
法人の理事・林和俊さんは、「こうしたイベントや今後の活動により、お客様が安心してくつろげる場所を提供するためには、毎日、心を込めてお風呂を清掃したり機械を点検している専門の知識と技術を持つスタッフが欠かせないことを多くの人に知ってもらいたい。これまで裏方として目立つことのなかった清掃部隊が、人から喜ばれる仕事として、明るく楽しく働けるよう、広く認められるようにしていきたい。」とお話しされていました。
協会としても、多くの入浴施設で衛生に対する更なる意識の向上をはかって頂きたく、衛生面をピーアールする企画や『水利用設備環境衛生士』を活用した従業員教育などを通じて、お客様に満足頂ける施設づくりのために、今後、協力させて頂きたいと思います。
○レポーター:岸本(協会事務局)