ニュージャージー州保健省、ユニオン郡のレジオネラ症クラスター調査/アメリカ
ニュージャージー州保健省(NJDOH)は、レジオネラ症により1人の死亡を含む14例が確認されたユニオン郡で、クラスターを調査している。
これらの症例は、2月3日から26日にかけて報告されたもので、保健当局は、このクラスターを調査するためにユニオン郡の地元の保健局と協力している。
死亡したのは60代後半のユニオン郡の男性居住者であった。調査は継続的に行っており、ユニオン郡の住民が感染するリスクはかなり低いが、念のため、発熱・悪寒・咳・息切れ・筋肉痛・頭痛など肺炎に似た呼吸器の症状がある人は医療提供者を訪問することを保険局は薦めている。
継続的な調査の一環として、細菌への暴露の可能性のある原因を特定するための疫学的及び環境的調査を行い、レジオネラ菌の環境サンプリングを行い、レジオネラ菌のさらなる伝染を防ぐための環境改善戦略を推奨している。
いくつかの潜在的な感染源が特定され、それらの場所で処置が始まっているが、進行中の調査の一環としてその他の感染源が特定される可能性がある。
これらのタイプのレジオネラのクラスターの調査は複雑であり、多くの場合、人に感染した菌の由来を特定することができない。