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シドニーとイラワラでレジオネラ症アウトブレイク／オーストラリア

　レジオネラ症の急増により、ニュー・サウスウェールズ州保健省（ＮＳＷＨｅａｌｔｈ）はビル所有者に、エアコンシステムが適切にメンテナンスされていることを確認するよう求めた。
　「夏の終わりに向かい症例が急増することが多い」とＮＳＷ健康局のスポークスマンは述べたが、２０２１年の症例増加は通常よりも高くなっている。この感染症の約17例は、１月にシドニーとイラワラ全域で報告された。
　この感染症は、ＣＯＶＩＤ-19に似た症状を呈し、大規模な建物における汚染された空調装置にしばしば関連しているレジオネラ菌が原因である。
　公衆衛生部門の職員がレジオネラ症の各症例を調査しているが、感染源は特定されていない。
　企業や建物の所有者に「公衆衛生規制２０１２」（法律）に基づく義務を想起させ、冷却塔が適切に維持されるようにする時期であるとしている。

資料：２０２１年２月12日（金）付 Australian Associated Press

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