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NZ南島上部でレジオネラ症、11月に5人入院/ニュージーランド

 堆肥とポッティングミックス(培養土)は、植物の成長を高めるために素晴らしいが、それらはまた、レジオネラ症を引き起こす感染症の原因の1つとなる。
 ネルソン・マールボロ健康局は、11月に5人がレジオネラ症で入院した後、園芸家に自身を守るように注意喚起した。
 タスマン地区とマールボロで4例の感染が発生し、計5人の患者の年齢の内訳は50代1人、70代3人、80代1人。うち4人の患者は男性で、平均入院期間は11日間であった。
 細菌の種は、4つの例ではレジオネラ・ロングビーチであり、他にレジオネラ・ニューモフィラが1例あった。全ての患者は最近、ポッティングミックス、堆肥、またはその両方を購入し、使用していたという。
 菌は堆肥、処理が不十分なスパプール、最低60℃に設定されていない温水タンクにも存在する。
 ネルソン・マールボロ地域の最近の症例は全て十分な保護具を使用せずに、ガーデニング中に土壌、堆肥またはポッティングミックスに接触していたという。

資料:2020年11月30日(月)付 stuff