シカゴ大学医療センターで2人の新しいレジオネラ症/アメリカ
シカゴの病院で1週間に2度目となるレジオネラ症発生の報告について、イリノイ州の保健当局は暴露した患者の症例を調査している。
シカゴ大学医療センターで2人の患者がレジオネラ陽性と診断された後、州とシカゴの公衆衛生局が病院を訪れ、施設の水を検査してレジオネラ属菌の発生源を調査している、と当局が発表した。
調査は病院に限定されており、公衆へのリスクはないという。
レジオネラ症と診断された2人の患者は、他の病院で治療を受けた際に感染した可能性があるとしたが、当局は他の病院名は不明とした。
医療センターの広報担当者は、病院の水質検査では細菌の検出は見られないと述べた。1週間前にシカゴのマーシー病院でレジオネラ症と診断された2人の患者がいたが、それとは関係性がない症例であることを確認している。
その2人の患者は恐らくブロンズビル周辺の病院の給水系統を通して暴露され発症したという。