病院の仕切りカーテンは致命的な細菌の棲家―調査報告/フランス
世界中の病院や特別養護老人ホームの清掃が困難な病室の仕切りカーテンは、致命的な薬剤耐性菌で汚染されている恐れがあるという。
米国の6つの緊急治療後看護施設から採取した1,500のサンプルのうち5分の1以上で、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を含む1種類以上の危険な病原菌で汚染されていた。
患者とカーテンから検出された細菌を比較したところ、両者がたびたび同じ菌株で汚染されているとの結果であった。
この結果は、アムステルダムで4月に開催される臨床微生物感染症欧州会議で発表される。