トップページ水に関するニュース(海外編)

水に関するニュース



アッパー・マンハッタンでレジオネラ症の集団発生/アメリカ

 ニューヨーク市マンハッタンのワシントンハイツ地区(マンハッタン北部に位置する地区)でレジオネラ菌による感染が相次いだ。
 市は建物から水サンプルを採取し、その後に冷却塔水を処理していると語った。当局によると、感染したクラスター(集団)は全てマンハッタン在住の50歳以上の人々であるという。
 市衛生局によると、このレジオネラ症集団感染に関連する患者数は27例となり、うち25人が入院し、1人が死亡したと発表した。その後クラスターの原因も特定された。
 レジオネラ症を引き起こす細菌はセントニコラス通りと西155番街にあるシュガーヒル・プロジェクトの冷却塔で発見され、ローワー・ワシントンハイツのクラスターの6人の患者から分離された菌株と一致している、と同局は述べている。
 この症例は7月11日に初めて報告され、その2日後にこの冷却塔は清掃、消毒された。この冷却塔は全てのレジオネラ症のクラスターに関連しているという。

資料:2018年7月12日(木)&17日(火)付 The New York Times、7月14日(土)付 NBC New
York、8月14日(土)付 WPIX-TV (PIX11)