今年、ハワイで6人のレジオネラ症が確認される/アメリカ
ハワイ州保健省(DOH)は13日、オアフ島でレジオネラ症の新たな症例について調査していると発表した。
今年は、ハワイで4人の住民と2人の旅行者を含む6人の感染が確認されている。
DOHの関係者は、症例ほとんどが慢性疾患や免疫不全の人達が罹患したものであり、6つの事例は全て互いに関連性の無いものとして分類されると述べている。
直近の4名の患者は、ホノルルのクイーンズ医療センターでレジオネラ症の治療を受け、当局はこのうちの2名が院内感染したかどうかを調べている。
同じ居住地区で病気に罹り入院して治療を受けた患者のうち1名は、死亡している。他の2名の患者は、入院中にレジオネラ症の症状を見せ始めた。
医療センターは、細菌の水質検査を実施しており、水の塩素処理も強化し、感染のリスクが高い患者にはボトル入りの水を提供、水道水との接触を制限して、替わりの入浴方法を提供している。