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クルーズ船でアウトブレイク:キュナード社のクイーンビクトリアで74名が発症

 キュナードライン社による最新のクイーンビクトリア号のクルーズで、金曜日までに74人の乗客と乗組員が未知の病因により下痢の症状を起こした。
 2月21日(水)に始まった航海は3月9日(金)にフロリダのフォートローダーデールに戻った。
 疾病対策予防センター(CDC)船舶衛生プログラム(VSP)の環境保健担当者と疫学者が船に乗り、環境健康評価を実施し、アウトブレイクと対応活動の評価を行った。
 このアウトブレイクを受け、船会社のキュナードラインや船の乗組員は、以下の対応を報告した:アウトブレイク予防と対応計画に従って洗浄・消毒の手順を増やす、検査のために乗客と乗組員の胃腸の病気の症例から便検体を収集、VSPへの胃腸疾患症例の報告を1日2回実施。
 その後CDCは、今回のアウトブレイクの原因は腸管毒素原性大腸菌(ETEC)によるものと報告した。

資料:2018年3月10日(土)付 Outbreak News Today、4月9日(月)Outbreak Updates for International Cruise Ships/CDC