ホテルでレジオネラ属菌検出、宿泊客が感染/イタリア
イタリア中部に位置するフィレンツェの商業地区ノボリの4つ星ホテルでレジオネラ属菌が検出された。
事件は数週間前にホテルの客がレジオネラ症を発症したことから始まった。宿泊客がレジオネラ症を発症後、ASLは7月12日にホテルからすべての水サンプルを回収し検査を行った。7月25日の結果ではホテルの蛇口から細菌が検出された。
この結果を受け自治体は客室の緊急清掃と部屋の浴室の付属品の交換を命じた。指示を受けホテルの経営会社は7日間ホテルを休業し、給水設備について排水したのち給湯設備と給水タンクの清掃消毒するよう現場に命じた。
消毒清掃は80度の高温水または高濃度塩素による方法が検討された。
※ASL(Azienda Sanitaria Locale)は日本でいう保健所にあたる。