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スタジアムの食事から病原菌…衛生問題が浮き彫りに/ドイツ

 ドイツ第一国営放送局「ARD」の調査チームが、ブンデスリーガクラブのスタジアムから飲食物を持ち帰り研究所で調べたところ、多くのスタジアムで清潔さが十分に保たれていないことが分かった。
  大衆紙「ビルト」など複数ドイツメディアが報じたところによると、バイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレーナと、ブレーメンのホームスタジアムであるベーザー・シュタディオンでは、トイレの手洗い場から出てくる水に規定値以上の菌が発見され、特にベーザー・シュタディオンでは、蛇口付近から大量の病原体が見つかったという。
 2006年ドイツW杯前に行われた調査では、フランクフルト、ダルムシュタット、マインツ、レバークーゼン、ヘルタ、カールスルーエ、ボーフム、ニュルンベルクのスタジアムの水道からレジオネラ菌が見つかっていたが、ARD調査チームの報告によると、このうちフランクフルトとボーフムでは未だにレジオネラ菌が消滅していなかった。

資料:2017年6月4日(日)付 日刊スポーツ