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メルボルンとアデレードに致命的なレジオネラ症の発生―7名入院/オーストラリア

 メルボルンとアデレードで起こったレジオネラ症アウトブレイクは、両都市ともに工業用冷却塔に関連している。
 7名が肺炎を発症後入院している。4名はビクトリア州の45歳から78歳で、3名は南オーストラリア州の58歳から77歳である。
 メルボルンの症例は、CBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)南東付近のクランボーン・ショッピングセンター近くの複数の冷却塔が原因の可能性がある。アデレードの南にあるビルの管理者は、3名のレジオネラ症感染を受けて空調及び産業冷却塔の除染を要請されている。
 サウスオーストラリア州保健局は、南部郊外に住む3名が呼吸器の感染症で入院していると述べた。
 いまだ明確な関連性は不明で、感染源は特定されていない。感染原を特定するため、複数の冷却塔から試料が採取されている。

資料:2017年5月12日(金)付 Daily Mail Australia