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ミネソタの町でレジオネラ症の発生を調査中/アメリカ

 ミネソタ州ミネアポリスの南西に位置する町ホプキンスでレジオネラ症のアウトブレイクが進行している。州保健省によると、22日現在ホプキンスに関連したレジオネラ症は14症例となり、1人が死亡したという。
 州保健省は、ホプキンスの住民またはホプキンスで仕事をしている人達の間でレジオネラ症集団感染の発生が確認されているため、感染源を調査している。
 ヘネピン郡公衆衛生局と労働局によれば、8月4日から9月1日の間に5人が呼吸器疾患の病気に罹った。 その後の15日、ホプキンスの町で1990年代半ば以来のレジオネラ症の大規模な集団発生により報告が前週末の5例から9例に増加したことが当局により確認された。
 健康管理部の担当官によれば、病気に罹った人の多くは、感染源の可能性がある場所から半径2マイル以内の範囲に住んでいるとしている。
 19日に州保健局は、アウトブレイクが拡大していると発表。これに関係する細菌疾患において、さらに3例が発見されているとした。ホプキンスの町に在住または働いている合計12人が感染発症している。新しい症例の3人は20代から80代で、そのうち2名が入院している。
 21日に州保健局は、1人の死亡を発表した。死亡者は「高齢者」であるが年齢や性別は公表していない。28日に発症者の合計は23人になったと州保健当局が発表した。州保健省は現在も感染源を捜索している。
 ミネソタ州では今年、これまでに60以上の症例が報告されている。

資料:2016年9月9日(金)付 FOX9、9月10日(土)&19日(月)付 CBS Minnesota、
9月15日(木)&22日(木)付 Star Tribune、9月30日(金)付CBS Minnesota