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公衆浴場の約半数からレジオネラ検出率/韓国

 ソウル市は、今年4月から6月にかけて、市内の大型ビルや公衆浴場・サウナ・総合病院の冷却塔水など284か所の衛生状態を点検し、検査対象となった公衆浴場59か所のうち24か所(検出率40.6%)の水道の蛇口やシャワーなどから呼吸器疾患を引き起こす恐れがあるレジオネラ属菌が検出された。
 総合病院55か所中8か所(同14.5%)、サウナ25か所中4か所(同16%)でも同菌が検出されている。
 同市保健政策課の課長は、「レジオネラ属菌は25~45度のぬるま湯でよく繁殖する。公衆浴場の配管はレジオネラ菌が生息するのに好条件なので、今回多数発見された。」と説明する。
 ソウル市は、レジオネラ属菌が検出された建物の清掃・殺菌消毒を指示し、後に再点検する方針。同市の福祉健康室長は、「レジオネラ症予防・管理強化のため、菌が検出された場合は過料を課す行政処分基準を新たに作成するよう、保健福祉部(省に相当)に提案した。」としている。

資料:2012年7月19日(木)付 朝鮮日報(日本語版) 他