ラスベガスのホテルでレジオネラ症発生/アメリカ
ラスベガスのサウスネバダ地区保健局は、CDC(米国疾病管理予防センター)の監視システムを通して、レジオネラ症と診断されたカジノ・ホテルの宿泊客の3つの事例について報告を受けた。
最初の2つの事例は昨年の春に報告を受け、当局は水質検査を行ったがレジオネラ属菌は検出されず、感染した客は回復していた。
今月、3つ目の事例の報告を受けた時には感染した宿泊客は肺炎により既に死亡しており、再度採取した水からレジオネラ属菌が検出された。
保健局の担当官によれば、ホテルは菌が検出された後すぐに改善を始めたという。
MGM社の広報担当者は、改善の手順には水設備の加熱処理や強力な塩素消毒を含んでいると述べた。