ニューヨークの破砕施設でレジオネラ症確認/アメリカ
ニューヨーク州オウェゴの破砕工場において、レジオネラ症の疑いがあった労働者のうち、22日に5名がレジオネラ症と診断されたことが確認され、将来の集団感染を避けるために対策が取られた。
ティオガ郡環境健康局によると、ここでは2009年以降5例を確認しているが、破砕施設で働く従業員だけが危険に曝されており、保護対策室を置く必要があるとした。
破砕処理中に水が使用され、破砕機が動作しているとき水道水はポンプにより破砕機内へ送り込まれ、冷却・潤滑のために先端へ供給される。破砕機内部は260℃に達し、多くは工程途中に蒸発してしまうが、一部は濡れた破砕機からコンベアシステムに移ってしまう。
検査のため、稼働中の複数の水槽から採水され、全ての試料からレジオネラ属菌が検出された。